11 体験談 兄の葬儀
11 体験談 兄の葬儀
こんにちは、tankuroです。
兄の葬儀を後見人として無事に終えることが出来た
お話しです。
私のように資金が潤沢でない者でも、家族を送ってあげる
ためには、お葬式が絶対必要です。そんな私達の体験を、。
◆◆ 葬儀代はNET調べで平均121万円で、お寺さんの
お布施は平均49万円だそうです。
そんなお金はなかなか用意できないですよね。
兄の葬儀もそれほどお金をかけないで出来る様に
模索しました。◆◆
◆◆ 最近定額で葬式ができる会社がNETやテレビで
広告しているの知っていますか?
私もNETで調べて初めて知りました。
後見人の役目と思って、兄がなくなる1週間前に当たりを
付けました。
その経緯をご説明します。
何かの参考になればと思います。◆◆
◆◆ その会社に連絡して、事情を話し予約できるのかを
尋ねました。
すると可能との返答でしたので、そのまま電話で申し込み
をしました。
その時が来たら電話1本でOKとのお話でした。
選んだ内容は次の通りです。◆◆
◆◆通夜は行わない「告別式」「火葬」との「1日葬の家族葬」
プランでした。
金額は32万円ほどでした。
また、別途「お寺さん手配」プラン9万円を選択しました。
あくまで費用を抑えようと考えたからです。
通夜を行わないのも、本人も許してくれると思うからです。◆◆
◆◆ プランには会場費を含むほとんどの物が用意されて
いました。
亡くなった病院までの本人のお迎え、安置、会場費用、棺桶、
骨壷、霊柩車、火葬、会葬令状などなど。◆◆
◆◆ 会場は事前に候補を2軒ほどあげておいて、実際の決定は
亡くなった日に相談でした。
「お寺さん手配」は告別式、初七日法要、炉前読経、それと
戒名も含まれていました。
それでは、葬儀のお話を時系列でさせていただきます。◆◆
◆◆ 兄が召されて、約束通り手配の電話をしました。
すると2時間もしない内に葬儀社の方がストレッチャーと
一緒に現れました。
それまでは看護師さんが兄に旅立ちの準備をしてくれ
ていました。
まだ兄はあったかいのでお別れに抱いてあげてくださいと
おしゃってくれました。
ですが、何故か私はそれが出来ません。◆◆
◆◆ 私たち家族は涙涙のうちに、病院のエントランスで
兄の乗った車を見送りました。
2時間後に自宅の近く会場で打ち合わせをする事になって
いました。◆◆
◆◆ 打ち合わせ場所は、当日の会場でした。
新しくはなかったのですが、施設はそれなりに良かったと
思いました。
会議用のテーブルとパイプ椅子が広い会場にぽつりと置かれて
いました。
お迎えに来た時の方がリストを手に説明を始めました。◆◆
◆◆ 写真などの必要な物の説明とオプションの説明でした。
ここでも予算を抑えるためにシンプルにしてもらいました。
ただ、兄の友人や勤め先など自治会の人などの参列希望が
ありましたので、10人までの制約を回避するために会場を
大きくしてもらいました。
追加費用は10万円でした。◆◆
◆◆ その相談をしている時に、係の人に連絡が入りました。
火葬のできる日時の候補日が決まった連絡でした。
早くて4日後の12時でした。
それを承諾すると、逆算して告別式の開始時間が10時に決まり
ました。
そして、兄としばらくお別れすることにして、その場を後に
しました。◆◆
◆◆ その後家族で連絡作業や当日の予定の確認などをして、
数時間を費やしました。
私は葬儀社から渡された手引きを睨めっこして、今後を
考えました。
とりあえず当日まで仕事は行く事にしました。
特にこれと言ってやる事がなかったからです。
忌引き休暇は3日ありましたが、葬儀の後が忙しいので
その時に使用する事にしました。◆◆
◆◆ 当日になりました。
会場には開始の1時間半前に到着しました。
姪や親族と合流して、会場係の方に挨拶して、会場の確認に
いきました。
良くできた会場でした。
兄の遺影も笑っていました。
受付周りを見ました。
会葬記入カード、会葬礼状がありました。
今日は会葬の返礼品は渡さずに後日郵送する事にしていました。
会葬礼状をお渡しするだけです。◆◆
◆◆ 返礼品は不祝儀の金額の半返しで、NETで一括注文する
事にしていました。
その方が無駄もないし、それなりの心のこもった返礼を
できるからです。
礼状にはお塩だけは付けてもらいました。
もちろん。追加枚数とお塩はオプションです。◆◆
◆◆ お寺さんが来て喪主の姪と一緒にご挨拶に行きました。
お寺さんから事前にお電話いただいていたので、戒名は私の
一存で決めていました。
ご挨拶もそこそこに告別式が始まりました。
喪主は常に呆然と無口でした。◆◆
◆◆ ありがたい事に、参列者は40名ほどになりました。
兄の人徳なのでしょう。
学生時代の友人も大勢参列して来れました。
葬儀は流れるようなお寺さんの読経で順調に進みました。
火葬場に行かない人達には、喪主からお礼を言ってその場で
お別れしました。◆◆
◆◆ 火葬場では、よくある光景で全てが順調に進みました。
お寺さんは自家用車で来てくれていたので、お礼を言ってそ
の場で失礼しました。
残った家族や親戚は、精進落としの為和食料理屋に移動して、
個人を偲びながらひと時を過ごしました。◆◆
◆◆ 後見人と妹は、早々に食事を終え、会葬カードと不祝儀の
中身を確認して整理に追われました。
まぁ、本当に大変!◆◆
◆◆ 結果、葬儀にかかった費用は55万円くらいだったと思います。
後日、優柔な姪と返礼品を25万円くらいで手配しました。
これは不祝儀の半返しですから、結局55万円+9万円
引く25万円が葬儀費用と計算できます。◆◆
◆◆ 本当に安くできたと思います。
葬儀会社には登録割引がありますので、私は二人分事前に
登録してあります。しっかり者です。◆◆
いかがでしょう?少しは参考になりましたか?では、、、。
コロナに負けるな!
スタミナつけてね!