6 病気で死ぬ思い
6 病気で死ぬ思い 1
tankuroです、こんにちは。
私が最近思いも寄らずに大病をしたお話をします。
あくまでもブログですので物語の様に書かせて
いただきます。
お気楽に付き合ってくださうね。◆◆
◆◆ 2年ほど前のお盆が近づいたある日、久しぶりに余裕が
できたので、原チャリで墓参りをすることにしました。
今考えれば無謀ですが、車で30分くらいの距離なので
途中休憩すれば大丈夫だろうと思い決行しました。◆◆
◆◆ 山奥の村営の墓地で親父が初期に買い求めたので
入り口すぐに墓地はありました。
最近では兄が膵臓癌で2年前に他界しましたので、ずっと
お参りに 行けなかった事が気掛かりでした。
墓参りは往復2時間強を費やしました。
が、無事に帰宅できました。
でも異常に疲れたので、もう絶対に原チャリでは行くまいと
決意しました。◆◆
◆◆ それから1時間もたたないうちに徐々に背中の痛みと
呼吸が苦しくなっていくのを感じました。
なんだろう?ベットで横になろう。、、、。
痛みがかなり辛くなってきました。
寝ても座っても、2階まで歩いて行っても治る気配が全く
ありません。
なんだろう?皆目検討もつきません。◆◆
◆◆ 嫁が会出中でしたし、誰もいません。
思いついたのが息子の嫁に電話する事でした。
翌日にうちにくる約束をしていたので、それの断りの連絡の
つもりで電話しました。
嫁は救急車を呼べと言いましたが、ちょっと気が引けました。
さっきよりほんの少し痛みが治った気がしたので、比較的
空いているクリニックに診療してもらうから大丈夫と伝えて
電話を切りました。◆◆
◆◆ 原チャリに乗ってクリニックに行きました。
痛みはありましたが、なんとか運転できました。
クリニックで受付をして20分ほど待って診察室に入り
ました。◆◆
◆◆ いつもの年配のご婦人の院長が診察してくれました。
状況を説明すると院長は「すぐそのベットに寝て動かないで」
と指示してくれました。なんだろう?
どうなってるのだろう?と考えるより痛みが優先しました。◆◆
◆◆ 院長はそれより老齢の紳士と会話が始まりました。
「救急車を呼びましょう。〇〇病院ならすぐに診てくれるますから」
「うん。他に近くに大きな病院はあるでしょ。そこはダメなの?」
「すぐにカテーテルをしてくれるのは〇〇病院しかないのよ」
その後の会話で男性は院長のご主人で〇〇病院の元院長と気付き
ました。◆◆
◆◆ 「わかった。電話してみるよ」全て聞こえます。
でも、質問もできる状況ではありません。
「私だが、循環器に回してくれ!おっ、〇〇くんか?今日は〇〇先生
はいるか?いない?心筋梗塞の疑いのある患者を送りたいのだが、
オペはできるな。そう、誰がいるんだ?〇〇?それしかいないのか?
しょうがないな。それでは救急ですぐ送るからよろしく!」◆◆
◆◆ えっ、心筋梗塞?救急車?そんなに悪いの?、、、。それから
院長が近くやってきて、病状の疑いと救急車で〇〇病院に搬送する
ことなど詳しく説明してくれました。
でも、全部聞こえてましたよって言える状態ではありません
でした。◆◆
◆◆ 10分ほどして、救急車のサイレンが響いてきました。
救急隊が手際よく私をストレッチャーに乗せれくれました。
そんな私に院長は「頑張って」って励ましてくれました。
「ありがとうございます」と律儀な私は痛みを堪えてお礼を言い
ました。
10分の道のりでした。
東名高速に近いその〇〇病院はよく患者が死ぬと言う噂を多く耳に
した記憶が頭をつっつきました。◆◆ つづく